2008年09月23日

『マインドハックス勉強法』

脳と心を味方につける マインドハックス勉強法

脳心理学をもとに,誰でも楽しく勉強が続けられて,成果がついてくるテクニックがある。


勉強法の本にしてはテクニックに走るものでもなく,自己主張もそんなにない本です。まえがきにあるように「勉強するときのマインド(精神状態)」を重視しているところが特色といえるのですが,「ねばならない」というような押し出しはないです。どこから読んでも良いようになっているのと,目次に早見表がついてるのが面白いですね。野口悠紀雄氏の本が売れ出した頃から読者に配慮した本が多いのは嬉しい限りです。第7章は英語の勉強方法に特化したものなので,英語の勉強をする人以外はとりあえず読む有用性はないと思います。

勉強法の本もだいたい出尽くしているのか最近の勉強法に似ていろいろ勉強ツールの紹介がなされいます。MVPen(エムブイペン) とかスマートペン「Pulse」とか知らなかったので,ちょっとビックリしました。27頁以下の「長期記憶のための5ヶ条 」は実践すると有用性が高いと思います。特に難しいことが書いてあるわけでもないから誰でもできます。

出力は「出力」と「再入力」(34頁)として,ブログやmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアウトプットするところもなかなか参考になるでしょう。入力だけではダメで,模擬試験やちょっとした演習をうまくりようすることが重要だと思います。

他に,ブログやSNSに勉強日記とかつけてるとモチベーションの維持になるとか。ちょっと恥ずかしい気もしますけど,強制の契機になるから良い方法かも。ちょっと面白いのは勉強しない日にはキチンといいわけを書く(89頁)とか面白いです。

他の勉強法の本と異なりかなりデジタルチックです。たとえば,巻末にEVERNOTEねむろぐとか朝時間.jpとか紹介されています。それで,第5章 アタマを整理して思い出す「ノート」術(124頁以下)は,「ジャグリング」方式(要するに覚えるまで何度も見返す方法論)として,Femoというサービスを利用する部分とこれのアナログ版としてほぼ日手帳を利用するところは合理的かもしれません。OneNote 2007とはおいらに本書にも書いてあるとおり高機能すぎてだめです。あと,パソコンがないと使えないところがどうにもダメですね。あと,マインドマップが紹介されています。最近はマインドマップのソフトはiMindMap日本語版ばかりですね。

とにかく読みやすい上に,実践的なことがたくさんあるので,気軽読む勉強法の本としてマインドハックス勉強法をお薦めします。

タグ:勉強法
posted by まったりな。 at 12:06 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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