2011年06月28日

東電の株主総会がたったの6時間で終了


東日本大震災と福島原発事故後としては初となる東京電力(TEPCO)の株主総会が28日に都内のホテルで開かれました。過去最多の9,000人を超える株主が集まった会場では,怒号が飛び交うなどしたものの,たったの6時間あまりでおわりました。事故の影響や株主責任などを考えるとあまりに短いような気がします。まぁ,今回も会社側の与党株主が多数参加してスムーズに株主総会が進んだようです。冒頭で勝俣恒久会長は福島第1原子力発電所の事故に関し「株主や,広く社会に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心より深くおわびします」と陳謝したそうです。ですが,いまだに会社が存続している方がなんかおかしくてさっさと100%減資の上で精算して,新たな電力政策を推していく方がいいと思うのです。被災者などの救済をする仕組みなども進むと思うのですけどね。

興味の対象である原発事故についてはその経緯が説明され,肝心の2011年3月期決算の概要が説明され,前期は事故関連費用がかさみ1兆2,473億円の連結最終赤字になるほか,「かつて経験したことのない重大な危機に直面している」としています。株主からは「役員報酬を原発事故の賠償に充てるべきだ」と厳しい意見も出たものの,「原子力損害賠償制度に基づき公正かつ迅速に進めたい」と回答しています。経営陣の全面的な刷新を求める声には「これまでの経験や知見を生かすことで責任を取りたい」と回答し,まぁ地位に恋々としてダメ企業家ぶりを発揮しています。そのほか,株主402人が提案する原発からの撤退などを定款変更を諮る議案については「反対多数」となり否決されました。そりゃ,与党株主が多数なんだから当然ですね。

posted by まったりな。 at 19:51 | 千葉 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | AFPBB News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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