イラクでは2011年12月の駐留米軍撤収後に,マリキ政権を主導するシーア派と少数派のスンニ派勢力の政治対立・宗派対立を背景に爆弾テロが頻発しています。サドルシティーでは24日に2台の車両に爆弾が仕掛けられ,1台目は仕事場へ行くために待機していた労働者のグループを襲い,数分後に1台目が近くの燃料補給所で爆発し,少なくとも6人が死亡し,30人が負傷しています。今回は,首都バグダッド東部にある病院付近で27日午前に,爆発物を積み込んだ自動車を使った自爆攻撃で,31人が死亡し60人が負傷しました。爆発はシーア派の葬列を狙ったテロとみられ,前夜に射殺された3人の遺体がある病院へ向かう遺族らが市場を通り過ぎた時に起きたために被害が大きくなりました。
まぁアメリカはそもそもあるはずのない大量破壊兵器を利用させないと嘘をならべてイラクへの侵略戦争を開始し,治安を確立しないまま適当にごまかして勝手に撤退をしていきました。全くの身勝手な行動で迷惑を被っているイラク国民には同情を禁じ得ません。いつまでもアメリカ一辺倒の外交を続けて騙されてイラク戦争に協力した我が国はこのままでいいはず無いのですけどねぇ。多極化しつつあるようにみえるのに,対米奴隷政策をいつまでやっていくつもりなのかすこし心配になります。


